2019年に中国で大ヒットしたWebドラマ『陳情令』は、強い絆で結ばれた主人公、魏無羨と藍忘機、2人の激動の運命を描くファンタジー時代劇です。
50話あった『陳情令』もついに最終回を迎えましたが、どうやら中国版と日本版では最終回のあらすじに違いがあるようですよ。
原作はBL小説、いわゆる男性同士の恋愛を描いているため、同性愛を認めていない中国政府は、原作そのままの放送を許可しなかったのだとか。
それぞれの結末がどういった内容になっているのか、魏無羨と藍忘機はどうなってしまうのか、ネタバレが気になってしまいますよね。
今回はそんな『陳情令』の気になる最終回のあらすじを、ネタバレ紹介していこうと思いますので、是非参考にして下さい。
Contents
陳情令最終回結末ネタバレ!魏無羨と藍忘機は同じ誓いを胸に大団円
陳情令2周年おめでとうございます🎊🎉💐ストーリー、キャストなどすべてが素晴らしく、その世界観に引き込まれて、あっという間に完走してしまいました。
#TheUntamed2ndAnniversary
cr.owner pic.twitter.com/anCITQo31L— ちまる🇹🇭🦁🐢🇨🇳🌊 (@patapata1002) June 27, 2021
最後まで目が離せない展開が続いていましたが、最終回はさらに怒涛の展開になっているみたいです。
まずは簡単に今までのあらすじをおさらいしていきましょう。
五大世家が世の秩序を治める中、快活で何ものにも縛られない自由奔放な魏無羨が無口で戒律を重んじ己にも厳しい藍忘機に出会う。そんな対照的な二人は、偶然にも藍氏が代々守ってきた秘密を知る。共に事件を解決していくうちに、徐々に絆を強めていくが、魏無羨は罪を被せられ、断崖から身を投げそのまま消息を断ってしまうのだった。その後、呪術によって再び蘇る魏無羨は藍忘機と再会。二人は忌まわしい過去の真相に気づく…。
出典元:『陳情令』公式HP
ストーリーが50話と長かったですが、登場人物の20年の歳月をじっくりと描いており細かな演出が見どころでしたよね。
一度見始めると続きが気になって、寝不足になってしまうほどハマった方もこと多いのではないでしょうか。
ではさっそく『陳情令』の気になる最終回の結末を、ネタバレ紹介していきたいと思います。
陳情令最終回結末ネタバレ!聶懐桑は密かな実力者だった
出典元:https://ameblo.jp/happyiboo
聶懐桑が叫んだ瞬間、とっさに金光瑶に剣を向け「言ったはずだ。抵抗すれば躊躇なく命を取ると」と言い放つ藍曦臣。
「確かにそう言ったが、私が抵抗したと?」と言い「無駄だ!長年私でさえ気づかなかったのだ」と叫ぶ金光瑶…聶懐桑に追い詰められていたことに気づきます。
ここまで疑り深く慎重な金光瑶に、ずっと気づかれず策を講じて、事を運んだ聶懐桑に皆、唖然とするばかり…。
ターゲットの金光瑶を手繰り寄せたんだね!
無能さをわざと演じていたと気付いた金光瑶は「さぞかし歯痒かっただろう!」と叫ぶが、態度を変えない聶懐桑は「信じてくれ!」と皆に訴えます。
刺された剣を自ら深く刺した金光瑶に「世の悪事をやり尽くしたが、あなただけは傷つけようと思わなかった」と告白され、戸惑う藍曦臣。
自分の命が尽きる事を自覚してる金光瑶は、藍曦臣を掴み赤鋒尊の棺へ向かい、自分の血を棺に垂らし、せっかく鎮まった覇下の刀霊と陰虎符を呼び覚ますのでした。
陳情令最終回結末ネタバレ!哀願する金光瑶
出典元:https://ameblo.jp/happyiboo
棺は吹っ飛び、観音殿は倒壊寸前に…皆が逃げていく中、金光瑶は「一緒に死んでください」と藍曦臣へ哀願します。
金光瑶を突き飛ばそうとしますが、その言葉に手が止まり、顔を歪めギュッと拳を握りしめる藍曦臣…。
その姿を見た金光瑶は「それで十分」と言わんばかりに、藍曦臣を逆に突き飛ばし、赤鋒尊の霊に向かい、朽ちかけた体で走っていくのでした…。
「本当に金光瑶は私を襲おうと?」と藍曦臣は問いかけますが「なんとなくそう見えたんだ」と曖昧な答えではっきりさせない聶懐桑。
陳情令最終回結末ネタバレ!江澄は魏無羨を守ろうとしていた
出典元:https://ameblo.jp/happyiboo
すっかり事態が収束してから援軍が駆けつけ、魏無羨の最後の傷も消え、莫玄羽の願いは全て叶ったのでした。
江澄は魏無羨を見つめますが、結局何も言わずその場を後にし、魏無羨も何も言えずに江澄を見送ります…。
そんな江澄は蓮花塢が襲われ、3人で逃げて隠れていた時のことを思い出します。
魏無羨が見つかりそうになる所を見かけた江澄は、魏無羨を守るため前へ出ていき、自ら兵に見つかるのでした。
でも今になって伝えることじゃないと、何も言わず見送ったのかな…。
涙を溜めて「達者で」と、魏無羨に向かいひっそりとつぶやく江澄…。
陳情令最終回結末ネタバレ!思追は阿苑で藍忘機に助けられていた
出典元:https://ameblo.jp/happyiboo
観音殿を出て、藍忘機とリンゴちゃんを連れて歩いていると「魏無羨…。お前に話していないことがある」と藍忘機は言います。
「なんだ?」と話を聞こうとしたその矢先、いつもは空気を読む思追が「2人に話があります!」と息を切らせて走ってきました。
幼すぎて曖昧な記憶のようですが「私は阿苑です」と、かつてを思い出した思追に、魏無羨は驚きを隠しきれません。
「阿苑は死んだのでは?」と16年前、乱葬崗に取り残されていたことを思い出す魏無羨は「藍忘機、お前が助けたのか?」と涙を流します。
「そうだ、さっきはそれを話そうとした」と言う藍忘機に、感極まり抱きしめ合う魏無羨と思追…和やかな空気が皆の間に流れるのでした。
陳情令最終回結末ネタバレ!2人は合奏し誓いを立てる
出典元:https://ameblo.jp/happyiboo
皆で一緒に出発しようとしますが、温寧は「自分で歩いてみます」と穏やかに微笑み、思追と共に岐山へ戻ります。
嬉しくもあり、悲しい別れををした2人「俺たちも行こう」と歩き出そうとしますが、藍忘機はその場から動こうとしません。
「行かないのか?」と言うと、振り返り小さく頷く藍忘機…そんな姿を見て魏無羨は優しく微笑みます。
別れの時がきた魏無羨と藍忘機は、別々の道を歩いていると、どこからともなく笛の音が…。
崖に立ち止まって笛を吹く魏無羨は、曲を引き終えるとすぐ後ろから「魏無羨…」と呼ぶ藍忘機の声に、嬉しそうに振り返るのでした。
聶懐桑の元へ2人はやってくると、魏無羨が「あれだけ用意周到に手をまわしたのに、仙督にはならないのか?」と質問をします。
「私は身の程を知っている。やるべきことは自分でやるが本分でないものは手を出さない」そう答えて立ち去る聶懐桑。
全てが終わり穏やかな気持ちで演奏をする2人…「一生悪をくじき、弱きを救えるように」と誓いを立て、微笑み合うのでした。
陳情令の最終回は面白い?実際に見た人の感想をご紹介!
陳情令の最終回観た|д꒪ͧ)…
日本の最終回と中国の最終回違うらしいけど、日本の最終回だった
。゜(´∩ω∩`)゜。
とうとう終わった…悲しみ#陳情令 pic.twitter.com/euvKo0KcvU— ハム☆🐹日本脱出したい (@hamstar55) June 22, 2021
別々の道を歩むことにしたように見えた2人でしたが、最後は振り向き微笑みあうシーンがあったことにより、ホッとした方も多いと思います。
思追のエピソードも心温まるものがあり、最終回に相応しいラストだったのではないかなと思いますが、他の視聴者の意見が気になりますよね!
次に『陳情令』最終回を見たSNSの声をご紹介します。
最終回を見た視聴者の反応は?
陳情令最終回ありがとうらくがき~
大好きなシーンがありすぎるんだな☺️😊🥳#陳情令 pic.twitter.com/AkjzywuCXp— トラオ@bjyx (@maguro_umainya) June 12, 2020
陳情令📺最終回まで視聴完了❣️
後半になって、藍湛/忘機/含光君の王一博の表情が出てきて色々見れてよかったし、言葉数も少し増えて、ほんのちょっと気持ちを表すとこがよかったわ😍#陳情令#忘機#王一博 pic.twitter.com/oGulirCW56— kannko (@kandora20190222) July 12, 2020
アジドラで放送中だった陳情令、日曜に3話まとめて放送されていたものも最終回を迎えて…これで終わってしまった(T . T)
何度もみて先がわかっていても何度も号泣してしまう…本当に好き(´༎ຶོρ༎ຶོ`)見ながらふと考えた…まさか忘羨は日本語にならないよねぇ…それだけは本気でやめてほしい(・_・; pic.twitter.com/dLzLqC8WOy
— yuriha51 (@yuriha555) June 27, 2021
全体的な感想としては、2人がハッピーエンドを迎えることが出来て良かった!と喜びの声が多く集まっていました。
他の感想では
- 金光瑶が悪い奴だったけど、最期は憐れだった
- 聶懐桑はちょっと姑息な感じだった
- 思追のエピソードが良かった
という反応があり『陳情令』の最終回に、とても反響があったことが伝わってきます。
陳情令の最終回は日本版と中国版では結末が違う!
中国版みた!最後が日本版と違うから、どーしても見たかった😅中国版はあの後に2人で雲深不知処に帰ったのか…藍湛が仙督になったのを見届けてから魏嬰は去るのね。日本版は山の上で2人が別れる時、魏嬰の首傷がなくなってたから時系列が気になってた。どうして日本版と中国版で違うのかな?#陳情令 pic.twitter.com/02Pjncdoed
— yanyan🐰陳情令にドハマり🐰 (@yanyan67353694) June 17, 2021
「日本版と中国版では結末が違う!」と話題になった『陳情令』最終回のラストエンディング。
ここでは『陳情令』最終回の結末の違いを、時系列に沿ってご紹介していきたいと思いますので、是非参考にして下さい。
- 山での別れ
- 魏無羨が笛を吹き、藍忘機に呼びかけられる
- 聶懐桑との会話と、仙督になった藍忘機
- 2人の合奏と誓い
- 2人の合奏と誓い
- 聶懐桑との会話と、仙督になった藍忘機
- 山での別れ
- 魏無羨が笛を吹き、藍忘機に呼びかけられる
このように内容は同じものの、時系列が違うだけで随分ラストの展開が変わったようでした。
特に笛を吹くシーンは日本版では幸せそうに微笑むものの、中国版ではこの後離れる展開が待っているからか、とても切ないシーンになっています。
日本版は2人が共に誓いを立てる為、全体的にハッピーエンド感が強く、多幸感があったことが大きな違いでした。
まとめ
陳情令最終回「忘羨」最後のシーン。あの崖の上、実は雲深不知処の滝の上の丘なんです。衣装も忘羨が別れた時とは違うもの=時間経過を示唆。「魏嬰」と呼ばれ振り返る魏嬰の脇の下と瞳に注目!藍湛がいるんです!つまり旅に出た魏嬰は藍湛の元にちゃんと帰って来たって事😍これからずっと一緒に天天💕 pic.twitter.com/zBDbMrzD6I
— ふぇり (@Ferin_L) June 11, 2020
今回は『陳情令』の気になる最終回のあらすじを、ネタバレ紹介していきましたが、参考になったでしょうか。
ここでは描ききれないほど『陳情令』の最終回は、心の機微が繊細に描かれていて、胸がキュッとなるような素敵な物語でした。
魏無羨と藍忘機の絆は深く、最後は離れようと思っても離れられず、幸せな結末を迎えることが出来たようですね。
出演している俳優さんも、旬のイケメンばかりで、魏無羨と藍忘機にもそれぞれ多くのファンが出来たみたいです。
あらすじをネタバレ紹介したことで、興味を持った方は是非『陳情令』第1話からご覧になってみて下さいね。